三菱広報委員会、アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟が、日本固有の文化である絵日記をアジアの子どもたちに描いてもらうことで、お互いの生活や文化への理解をより深めてもらおうと、1990 年から始めた国際文化交流事業です。
当初は、国連の制定した「国際識字年」の「全ての人々が読み書きできる世界を」という趣旨に賛同し、アジアの子どもたちが絵日記を描いたり読んだりすることが識字教育に結びつくことを期待して「三菱IMPRESSIONGALLERLYアジア子供アート・フェスティバル」としてスタートしました。
その後、次代を担うアジアの子どもたちが絵日記を通じてお互いの文化を理解尊重し、共によい未来を築くことができるようにという期待も含めて、名称を「三菱アジア子ども絵日記フェスタ」に変更。「ESD(持続可能な開発のための教育)」を事業趣旨に加え、より国際交流に重点を置いた活動を続けています。
アジア24の国・地域に暮らす6 歳から12 歳の子どもたちからの応募作品の累計数は817,542作品に達しています。
【事業概要】
- 絵日記募集
アジア24 の国・地域に暮らす6 歳から12 歳の子どもたちから、広く絵日記を募集しています。 - 国際交流プログラム
各国・地域のグランプリ受賞者を日本に招き、国際表彰式・交流プログラムを開催しています。 - 絵日記展の開催、レプリカパネルの貸し出し
国内各地および参加各国の主要都市で、グランプリ受賞作品や、共同作品の展示会を開催しています。
また、グランプリ作品やSDGsの目標別レプリカパネルセットを制作し無料貸し出しを行なっています。 - 絵日記集の制作および配布
受賞作品を収録した絵日記集を制作し、全国の公立、私立小学校、図書館、絵日記応募団体、参加国・地域へ寄贈しています。
1.絵日記募集(日本国内募集分)
日本を含むアジア24 の国・地域に暮らす6 歳から12 歳の子どもたちから、広く絵日記を募集しています。
【募集期間】
2021年6月1日(火)~2022年1月21日(金)
【募集対象】
6歳~12歳(応募時点)
【賞】
- グランプリ 日本から1作品
- 三菱広報委員会賞/アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟賞/日本ユネスコ協会連盟賞 日本からそれぞれ1作品ずつ
- 優秀賞 日本から4作品
- 佳作 日本国内の最終選考に残った作品
- 優秀団体賞 優秀な作品を多数応募された団体
- 参加賞 応募者全員にオリジナルクリアファイル(A4判)を贈呈
※応募について、詳しくはホームページをご覧ください。
https://enikki.mitsubishi.or.jp/oubo/index.html
2.国際交流プログラム
アジア24の国・地域のグランプリ受賞者、およびその保護者の方々を日本・横浜に招待し、交流を深めるとともに、日本や横浜・東京独特の文化にふれ、アジアをさらに深く理解することを目的としたツアーイベントです。
【開催地】
横浜・東京(予定)
【日程】
2022年7月下旬(予定)
【参加予定者】
- 各国・地域グランプリ受賞者24名
- 海外グランプリ受賞者の保護者24名 *別途同行者
- 関係者(主催者・運営スタッフ等) 約40名
3.絵日記展の開催、レプリカパネルの貸し出し
国内各地および参加各国の主要都市で、グランプリ受賞作品や、グランプリ受賞者が一堂に集まって制作した共同作品の展示会を開催しています。
また、グランプリ作品やSDGsの目標別レプリカパネルセットを制作し小学校などへ無料貸し出しを行ない、国際理解教育の教材等としてご活用いただいています。
また、グランプリ作品やSDGsの目標別レプリカパネルセットを制作し小学校などへ無料貸し出しを行ない、国際理解教育の教材等としてご活用いただいています。
●詳しくはホームページをご覧ください
https://enikki.mitsubishi.or.jp/exhibition/event.html
https://enikki.mitsubishi.or.jp/exhibition/event.html
4.絵日記集の制作および配布
受賞作品を収録した絵日記集を制作しています。受賞した子どもたちにプレゼントするほか、全国の公立・私立小学校、図書館、絵日記応募団体、参加国・地域へ送付。展示会などでも配布しています。現地の言葉で書かれた日記部分は全て日英訳されており、持続可能な社会づくりの担い手を育む教育・ESD(Education for Sustainable Dvelopment)や、言語教材としても活用いただいています。
【主催】
三菱広報委員会、アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟
【後援】
UNESCO(国連教育科学文化機関)※2021年3月現在申請中、横浜市、横浜市教育委員会、福岡市教育委員会、ESD(全国、地方)活動支援センター※2021年5月12日現在申請中
【運営】
三菱アジア子ども絵日記フェスタ実行委員会
【関連リンク】