竹生島・びわ湖北部は歴史資源の宝庫です。戦国時代から江戸時代にかけて、長浜城、小谷城など、名だたる戦国大名の城が築かれ、史実に残る歴史的な合戦がおこなわれました。室町時代には観音霊場として信仰を集め、弁才天信仰が広がった地域には、日本古来の信仰の姿が残っています。そして、湖畔には、数百年間に渡って、中世の村絵図が伝承されてきた集落が存在します。豊かで深い歴史の背景に、びわ湖北部・長浜市の自然があります。地域では、自然を活かした暮らしが営々と受け継がれており、今日の風景は、その営みを経てかたちづくられてきたものです。
【第1部】講演会では、歴史の場面に登場する「竹生島」にスポットをあてます。びわ湖北部の歴史を学び、この地の暮らし・文化の魅力を感じていただきます。長浜で繰り広げられた時代を動かす人間模様、自然・生物と人々が互いに影響し合う暮らし、他地域との活発な交流に触れながら、竹生島・びわ湖北部を身近に感じる時間としていただければと思います。2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の世界を先取りしましょう!
【第2部】交流会は、地域の魅力を発掘し、伝える仕事にご関心のある方を対象としています。長浜の魅力に引き付けられ、研究・発信されてきた醍醐味について、太田さんと直接交流してお話しいただきます。
○日 時:2019年11月4日(月)14:00~16:40(受付13:30)
○場 所:上野区民館 401集会室
○参加費:無料
○内 容:
【第1部】講演会(定員80名) 14時開始~15時15分
・開会
・はじめに(5分)
・講演(50分)
「竹生島歴史絵巻 戦国武将も見た風景に思いをはせて
~2020年大河ドラマ『麒麟がくる』*の世界を3倍楽しむために」
太田浩司氏(長浜市市民協働部学芸専門監)
・質疑応答(15分)
・竹生島タブノキ林保全・再生事業推進協議会の取組の紹介(5分)
・閉会
【第2部】交流会(定員10名) 15時30分~16時30分
・導入(5分)
・太田さんとの対話タイム「地域の魅力を発掘・探究し、伝える仕事について」(40分)
ざっくばらんに話しましょう!
・竹生島・びわ湖北部のエクスカーションの紹介(5分)
・閉会<名刺交換・情報交換>(10分)
○主 催:竹生島タブノキ林保全・再生事業推進協議会
(交流会運営事務局:(一社)コミュニケーションデザイン機構)
○共 催:びわ湖長浜KANNON HOUSE
○協 力:環境省近畿環境パートナーシップオフィス(きんき環境館)
○申込方法:
下記までメールまたはFAXにて、お名前、連絡先を添えてお申込下さい。その際、「講演会のみ」、「講演会・交流会両方」のどちらを希望されるのかお知らせください。
(締切は、10月28日(月)です。応募多数の場合、締め切らせていただきます。ご了承ください。)
(一社)コミュニケーションデザイン機構(担当:蒔田) E-mail:cdi-makita@leto.eonet.ne.jp
FAX:06-6940-2022(きんき環境館) 【問合せTEL:06-6940-2001】